ドラムを聴いていると、
急に派手なフレーズが
どーん!って入ってくる時、
ありませんか?
それがまさに今回の主役、
「フィルイン」です。
てきぱきどっかーんみたいな
あの感じ、けっこう気になってた人も
多いんじゃないでしょうか?
この記事では、
フィルインってそもそも何?
というところから、
役割・使いどころ・練習のコツまで
やさしく解説していきます!
ドラム初心者さんも、
バンド始めたばかりの方も、
「なるほど~」って
なる内容をたっぷり詰めてます♪
フィルインって何者?
名前の意味と正体
「フィルイン(fill-in)」って、
英語で「埋める」って意味なんです。
ドラムでいうフィルインは、
一定のリズムの合間に入れる
飾りや変化のこと。
日本では「オカズ」って言われたりもします。
曲の流れを一回変えたり、
次の展開につなげたりする大事な役目です。
覚えるとグッと親近感わきます◎
どんな時に使うの?
代表的なタイミングは、
セクションの切り替えです。
たとえば…
- Aメロ → Bメロ
- イントロ → 歌い出し
- サビへの入り口
こういう場所にフィルが入ると、
「ここで何か始まるぞ!」
っていう空気が出てきます。
なので、4小節目・8小節目の最後とか、
区切りっぽいところでよく使われます。
フィルは「合図」や「橋渡し」的な存在。
次の展開を引き立てる演出なんです♪
曲の構成とフィルの相性
曲ってだいたい、
4小節や8小節単位でできてますよね。
たとえばよくある構成でいうと…
- イントロ(8小節)
- Aメロ(8小節)
- Bメロ(8小節)
- サビ(8小節)
この各セクションの終わりに
ちょっとしたフィルを入れると、
流れがスムーズになるし、
聴いてる方も気持ちよく乗れます!
フィルの「長さ」と「表情」
どれくらいの長さで入れる?
フィルは、
1拍・2拍・1小節・2小節と
いろんな長さがあります。
種類 | 特徴・使い方 |
---|---|
1拍 | ちょっとした変化でナチュラルに |
2拍 | しっかりとした区切り感が出る |
1小節 | サビ前などの見せ場に◎ |
2小節 | めちゃめちゃ目立たせたい時に! |
長さによって、
印象もガラッと変わるので、
曲調や狙いに合わせて選ぶのがコツです。
フィルの演奏パターン
初心者におすすめのフィル
「難しいのはムリ…」
って思ってる人も大丈夫!
まずは簡単で取り入れやすいものから
始めてみましょう♪
- スネア連打(タカタカ)
スネアだけで完結する
シンプルなフィルです。 - スネア+タム(タントンタカトン)
タムを入れると一気に派手さUP! - シンバルを混ぜる
フレーズの終わりにクラッシュすると、
キメ感が出ます✨
ちょっと応用したい人向け
- 16分音符のフィル
タカタカタカタカ!って感じの
高速系。慣れてきたらぜひ。 - バスドラム&フロアタム
重めでドシン!と響かせたいときに◎ - フラム
左右の手のタイミングをズラして、
音にちょっと厚みを出します。
慣れたらちょっとずつアレンジして、
自分らしさを出していくと楽しいよ♪
練習の進め方とコツ
まずはゆっくり、シンプルに
最初は、
テンポを落として丁寧に叩くのが大事。
「なんかズレる…」って時は、
一つひとつの音を確認しながら
やってみてくださいね。
メトロノームと仲良くなる
練習中はメトロノームを相棒に!
リズム感が整って、
崩れにくくなります。
テンポを上げすぎると焦るので、
無理せずじっくりいきましょう♪
録音して自分をチェック
スマホでOKなので、
自分の演奏を録って聴いてみると、
「あれ?ズレてる?」って
気づけることが多いです。
ちょっと恥ずかしいけど、
成長が実感できるのでおすすめ!
最近の練習トレンド
動画教材を活用しよう
YouTubeなどに、
初心者向けフィル動画が
たくさんあります!
1拍~2小節まで
いろんなバリエーションが学べるので、
すき間時間に見てマネするだけでもOK◎
AIドラムトレーナーって?
最近はAIが演奏を分析して
アドバイスをくれる
練習アプリも登場しています。
リズムのズレを見える化してくれたり、
おすすめの練習パターンを
提案してくれるのが魅力。
スマホひとつで練習が変わるかも♪
フィルを選ぶときの考え方
・曲の雰囲気に合ってるか?
・ちゃんと次の展開につながるか?
・自分の得意パターンか?
このあたりを意識すると、
フィルが自然にハマるようになります。
まとめ
ドラムのフィルインって、
ただの飾りじゃないんですよね。
曲の流れをつくったり、
気持ちを盛り上げたり、
ドラムの“表現力”が
ギュッと詰まった部分なんです。
最初はむずかしく感じるかもだけど、
ひとつずつできることが増えてくのが
すごく楽しいところ!
ぜひ、あなたの音に合った
お気に入りのフィルを見つけて、
ドラムライフをもっと楽しんでくださいね♪
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